【行政関係】登記事項証明書の取得方法と書き方編
登記事項証明書を取得するための申請書を入手する場所や、申請書の記入方法、そして地番や家屋番号の調べ方、申請に要する時間についてご紹介します。
今回ご紹介する、登記事項証明書は、【基礎知識】カテゴリーの中にある、「再建築不可物件の調べ方」でも必要になってくるので、ぜひ本記事をお役立てください。
申請書はどこで手に入る?
登記事項証明書を取得するには、交付申請書を準備しましょう。
交付申請書は、近くの法務局・出張所にて入手できます。
また、現在はパソコンからオンラインで申請も可能です。
オンラインで申請をした場合、窓口での手続き手数料より費用が安く、
あらかじめオンラインで申請しておけば、窓口での待ち時間も短縮されます。
POINT 知っておくべき注意点
不動産登記簿の情報はほぼ全てデータ化を終えてます。
ですが、一部データ化が進んでいない情報も存在します。
公図や地積測量図などの資料も請求したい場合は、事前に管轄の法務局に問い合わせることをおススメします。
管轄法務局の調べ方は?
管轄法務局を調べるには2つ方法があります。
1.法務局ホームページで調べる
法務局のホームページ内の【管轄のご案内】で、日本全国の登記所の住所・電話番号のほか、法務局や支局、出張所を調べることがで きます。
2.登記所に電話をかける
インターネットが使えない場合は、登記所に電話で問合せをしましょう。
申請書の書き方は?
申請書の書き方と登記事項証明書取得までにかかる時間を知ってきましょう。申請書に記載する内容は、下記の通りです。
「地番」「家屋番号」は別途調べる必要があるので、後述します。
オンライン申請は、法務省が運営しているウェブページの「登記ねっと供託ねっと」内の「かんたん証明書請求」から無料申請者登録を済ませ、ログインしましょう。
ログイン後、証明書請求メニューの中から「不動産」を探し、「登記事項/地図・図面証明書請求書」を選択します。
オンライン申請の入力内容も、請求用紙に記載する内容と変わりません。
地番や家屋番号の調べ方は?
事前に地番または家屋番号を把握しておきましょう。登記事項証明書の取得には、地番や家屋番号が必須です。
地番は、土地の登記上の番号のことで、家屋番号は、建物の登記上の番号のことです。
これらを調べるには2つ方法があります。
1.ブルーマップを使って調べる
ブルーマップには、住所と地番が記載されています。
管轄している法務局や、国会図書館を含む、ある程度大規模な図書館で閲覧できます。
2.法務局に電話をかける
法務局に直接電話をかけて、問い合わせましょう。問い合わせ先の電話番号は、法務局ホームページ内「管轄のご案内」
ページに記載されています。住所から、地番、家屋番号を教えてもらえるため、便利です。
分からない場合は不動産会社に相談しましょう
ご相談を無料にて承っておりますので、お気軽に当社にご相談ください。